幸せあふれる小さなおうち

夫婦で小さな一戸建てに住んでいます。日々シンプルに。お気に入りに囲まれた、幸せになれるおうちづくりを目指します。

モノは大切に使おう。『いさましいちびのトースター』【書評】

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「お願いです! うちのルンバを直してあげてください!」

掃除ロボットのルンバをペットのように大切にしている人の話を、
ときおりネットやテレビなどで見かけます。
その話の趣旨は自律して動くロボット型だとより愛着を持ちやすいという話ですが、
電気器具を長く使っていると形に関わらず愛着が湧いてくることもありますよね。

今回は、そんな電気器具をモチーフにした、
かわいらしい本
の紹介をしていこうと思います。

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いさましいちびのトースター

1980年、SF作家のトーマス・M・ディッシュの書いた作品です。
SF(サイエンスフィクション)というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、
『トイ・ストーリー』や『カーズ』のような雰囲気です。
挿絵も豊富で、だいたい5ページに1度くらいは入ってきますよ。

我が家にあるのは1996年に発行されたもので、
イラストは長崎訓子さん↓。
有名な『金持ち父さん貧乏父さん』『チーズはどこへ消えた?』の装画も手掛けられた方です。

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※画像の出典:いさましいちびのトースター (ハヤカワ文庫SF) | トーマス・M. ディッシュ, Thomas M. Disch, 浅倉 久志 |本 | 通販 | Amazon

主人公はおしゃべりする電気器具たち。
森の小さな夏別荘で説明もなしにだんなさまに置き去りにされたので、
都会へだんなさまを探しに行きます。

リーダー格の掃除機、
AM専用目覚ましラジオ、
明るい黄色の電気毛布、
首の自由に曲がる電気スタンド、
一番若い、ピカピカの小さいサンビームのトースター。
みんなで力を合わせて数々の困難を乗り越え、
最後は意外な形でハッピーエンドを迎えます。

モノはしゃべらないけれど

電気器具たちは、
人間が見ている前ではかならずじっとしていなければならない原則があります。
だから人間は電気器具たちがしゃべることを知りません。

現実の世界でも、モノはしゃべってくれません。
このお話と違って自分で動いたりもしないでしょう。
何かを感じたり考えることもないとは思います(おそらく)。
とはいえ、頭のどこかでモノにも心があったらいいなと思ってしまう私がいます。
日本には昔から「モノを大切にすると魂が宿る」という考え方がありますよね。
この本を読んで、そんなことを思い出しました。

モノは声に出してしゃべったりしてはくれませんが、
大切に使えば使うほど、応えてくれるような気がします。
もしかしたら本当にモノにも心があるのかも、と考えると、
なんだか楽しくなってきませんか^^

トースターは作者の愛用品がインスピレーションだそうです。
ヒトもモノも一緒に、しあわせな満ち足りた気分で暮らしたいものですね。

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