幸せあふれる小さなおうち

夫婦で小さな一戸建てに住んでいます。日々シンプルに。お気に入りに囲まれた、幸せになれるおうちづくりを目指します。

【映画】犬嫌いのおじさんと、サモエド犬の交流。『犬飼さんちの犬』

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『犬飼さんちの犬』という映画を観ました。
2011年にテレビドラマと連動して関東地区で劇場上映された作品のようです。
なんとなく観てみたものですが、
思った以上に楽しめる映画でした。

ストーリー

離島のスーパーに単身赴任中の「犬飼さん」(小日向文世)は、
名前と裏腹に犬が大の苦手、子犬にもおびえるほどです。

スーパーで開発した石けんが大ヒットしたのですが、
店長(池田鉄洋)が品薄対策として原材料を水増し生産し、客のクレームが殺到……。
犬飼さんはその処理のために1年ぶりに自宅に帰ることになりました。

久しぶりに家族に会えることを喜んでいた犬飼さんですが、
迎えたのは家族ではなく、父に内緒で買われていたサモエド犬のサモン。
家族はサモンに夢中で、犬飼さんは疎外感を感じます。
しぶしぶ、なんとか、犬との交流をはかろうとするのですが……。

キャッチコピーは「犬が嫌いな、犬飼さんちに、犬が来ました」。
コピーに犬の字が3回も登場します^^

苦労人の犬飼さん

サモンの話と石けんの話が同時進行していきます。
1年家を空けている間に妻(ちはる)は毎日のようにカラオケ教室に出掛けるし、
娘も塾に行くようになっていました。
家族のまとまりがなくなったわけではないのですが、
犬飼さんの思い描いていた形とは変わってしまっています。
そのうえ苦手な犬(サモン)のお世話まで頼まれて。

久しぶりに帰ってきたのになんだか家族にないがしろにされているようで、
犬飼さんがかわいそう。
仕事でもクレーム対応に出かけたりと、大変です。

家にいるときはネットで飼い方を調べたり、散歩に連れていったりしていきます。
が、なかなかうまくいきません。
ペットショップの店員(佐藤二朗)に相談しても、
「絆という見えないリード」なんて言われてしまいます。
含蓄のある言葉ですが、そんな抽象的なことを言われても、
とそのときの犬飼さんにはさっぱり理解できませんでした。
(店員本人としても深い意味があって言ったわけではなさそう?)

うまくサモンとの関係が作れない中で、
ドッグランの店員とトラブルを起こしたりもしてしまいます。
でも段々と、一人と一頭の関係が変わっていきます。

サモンが犬飼さんを変えていく

そもそも家族がなぜ犬を飼いだしたのかというと、
お父さんがいない寂しさが元。
息子が「どこかサモンの笑顔がお父さんと似ている」と言っているうちに、
お母さんと娘も同じように感じるようになって飼い始めてしまったようです。

正直家族が苦手にしている動物とわかっていて飼うのはちょっと……とは思いました^^;
ただ映画の最後のほうで、
犬飼さんがなぜ犬が苦手になったのかがわかります。
ここを見ると、結果的には良かったんだなと思えるかもしれません。
※現実の世界では、やっぱり相談なしに動物を飼うのはやめた方が良いです。

映画の始まり時点での犬飼さんは、
何があっても腰を低くして笑っておさめようとするタイプ。
でも、サモンの前では本音を出すことができました。
ときには「(俺が困ってるのに)なんでお前、笑ってるんだよ」とあたったり。
最初はサモンのことを嫌がっていたものの、
いつしかサモンのために怒れるくらい、家族と同じくらい大切な存在になっていたようです。

犬飼さんがサモンに歩み寄っていく中で、
変わっていく姿が良いなと思えました。
そして犬飼さん自身が新たな一面を見出していったことで、
職場の人々にも良い影響を与えていくのです。

サモンの笑顔と犬飼さんの笑顔

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※画像の出典:映画『犬飼さんちの犬』 - シネマトゥデイ

サモエドやその血を引いているスピッツ、ポメラニアンなどは、
口を開くと口角が上がり笑っているような表情になります。
その表情のことを「サモエドスマイル」と呼ぶのだそうです。

犬が口を開くのは嬉しいときやリラックスしているときなので、
笑っているように見えるときは、見た目のとおりに本当に笑っているのだと思います。

最初から本当に笑顔でいたサモンと、
顔は笑っていても本心では笑えていなかった犬飼さん。
その対比と、
サモンと和解してからの犬飼さんの笑顔が素敵な映画でした。

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